エントリーGPUであるRTX3050で『モンスターハンターワイルズ』は快適にプレイできるのか?実際のベンチマークとおすすめ設定を紹介します。
RTX3050搭載ノートPCとは?
RTX3050は、NVIDIAのAmpere世代のエントリーGPUで、CUDAコアは2,048、VRAMは4〜6GBの構成があり、ノートPC用として広く普及しています。 DLSSやレイトレーシングといった最新機能には対応しているものの、処理能力やVRAM容量は控えめで、高負荷なゲームでは設定を工夫する必要があります。
モンハンワイルズとはどんなゲームか?
『モンスターハンターワイルズ』は2025年に発売される大型アクションゲームで、美麗なグラフィックスと広大なオープンワールドが魅力。 その分、グラフィック要求は高く、公式の推奨環境では「RTX2060 Super/VRAM 8GB以上」となっており、RTX3050は推奨下限よりもスペックが低いです。
実際のベンチマーク結果
- 720p・最低設定:平均58~65fps(DLSS+フレーム生成有効)
- 1080p・最低設定:平均45〜55fps、重い場面で30fps台まで低下
- 1080p・低設定:平均30〜40fps、カクつきが発生することも
実際のユーザー投稿では、DLSS Ultra Performance設定を有効にすることで720pでも60fps以上が出るケースが多く、軽量化とアップスケーリングの併用が必須と言えます。 1080pでも最低設定かつフレーム生成を有効にすればプレイ可能ですが、重い場面ではFPSの落ち込みがあるため注意が必要です。
ユーザーのリアルな声
「RTX3050 6GBで1080p最低設定、DLSSオンでようやく平均55fps。重いとこでは30台まで落ちた。720p推奨。」
「DLSSとフレーム生成を使えば、最低設定なら60fps超えた。だけど快適とは言えない、かなり妥協してる。」
Redditや知恵袋などの投稿でも「DLSS・FSR・フレーム生成なしでは厳しい」「720pが現実的」といった意見が多数寄せられています。
快適に遊ぶためのおすすめ設定
- 解像度を720pに落とす:1080pでは処理が重すぎて不安定
- DLSS(Ultra Performance)を使用:描画負荷を軽減しながら画質を維持
- フレーム生成を有効に:DLSS3に対応していれば効果大
- 影・テクスチャなどは「低」または「非常に低」に
- 垂直同期OFF+60fpsキャップ:急なfps低下を防ぐ
RTX3050 vs RTX3060/4060との比較
RTX3050では、最低〜低設定がプレイの現実的なラインであり、中設定以上では快適性を大きく損ないます。 一方、RTX3060や4060では中〜高設定でも60fps以上を維持できる場面が多く、DLSSやフレーム生成を組み合わせれば1080pや1440pでも快適にプレイ可能です。
予算に余裕がある場合は、RTX3060以上のGPUを選択することで、将来的なゲーム対応力にも優れたPC環境を構築できます。
コメント