この記事を読んでくださっているあなたや、周りの人にも、思い当たることがあるかもしれません。
- スケジュール管理が苦手
- 人の話を最後まで聞けず遮ってしまう
- 興味のあることだけに集中しすぎてしまう
- 場の空気が読みにくい
- 音や光に過敏
- 同じミスを繰り返す
- 会話のキャッチボールが苦手 など
発達障害の特性は、実は誰にでも少しは当てはまることがあります。
でも、それが──
- 毎日のように続いている
- 学校や仕事でトラブルが起きる
- 人間関係がうまくいかない
- 自分でもすごく困っている
こういった状態になると、「発達障害の可能性がある」と考えられます。
つまり大事なのは、“その特性が生活にどう影響しているか”という視点なんです。
多くの人にある「忘れっぽさ」や「空気を読むのが苦手」といった特徴も、
- 学校や仕事、家庭などで大きな困りごとになっていない
- 周囲との関係がこじれていない
- 本人がそこまで苦しく感じていない
のであれば、「傾向はあるけど、障害ではない」と考えるのが一般的です。
かくいう私も、Shoのことを通して「発達障害」という言葉に触れるようになり、
それまでの自分自身の経験と重なるところがたくさんあることに気づきました。
私自身は、生活に大きな支障があるわけではありません。
今も仕事や家庭をまわしながら、それなりに日々を過ごしています。
だから「障害」とまでは言えないと思っています。
でも、思い返してみると──学校生活はやっぱりしんどかったんですよね。
遅刻や忘れ物が多くて、先生に注意されることもよくありました。
それに、友達はいつも決まった数人だけ。
クラス全体とうまくやっていくのは、どこか難しかったように思います。
当時は何とも思っていなかったけれど、
本当はちょっと違っていたのかもしれない。
そう気づけたこと自体が、私にとってはとても大きな意味を持っています。
この気づきがあったからこそ、Shoの困りごとに、前よりも寄り添えるようになりました。
(理解しがたい部分もありますけど!)
そして、身近な人の中にも「困っているんだろうな」と思える場面が増えました。
私のように、自分でも気づいていない人。
気づいていても、表に出さないように頑張っている人。
きっと、たくさんいるのではないかと思います。
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