「ゲーミングPC、できるだけ安く抑えたい!」
──その気持ち、わかります。
でもね…… 3万円は無理!!
ゲームに「それなりの性能」が求められる時代に、3万円では満足に動くPCを作るのは至難の業。
なぜ3万円では厳しいのか?
- GPUが買えない
中古でもGTX 1650あたりでさえ2万円前後。PC全体の予算が3万ではGPUだけで半分以上飛びます。 - CPUも選択肢が限られる
Core i3世代前半やAthlonなど、現代ゲームには力不足。 - メモリもSSDも中途半端
8GBメモリとSSD 256GBの最低ラインですらギリギリ。 - OSライセンス問題
正規のWindowsを買うと1万前後。これだけで予算の1/3。 - ケース・電源が格安だと爆音&爆熱
しかも壊れやすくて危険。
実際のゲーム体験はどうなる?
例えば、「Apex Legends」や「Fortnite」。最低設定で30FPSが出れば御の字。カクカクして撃ち負けます。
「原神」「FF14」も同様に、読み込み激遅・カクつき頻発。楽しさ半減どころか、ストレス爆増。
ゲーミングじゃなくて“ガマンPC”です。
唯一ワンチャンあるのは?
中古ジャンク品をうまく組み合わせるなら“可能性はゼロではない”。
- 第4世代Core i5+GTX750Tiなどレガシー構成
- メモリ8GB+SSD128GBの最低スペック
- Windowsライセンス未認証(自己責任)
でもこれは“自作経験者”かつ“リスクを理解した人”だけができる方法です。
じゃあいくら必要なの?
最低でも6~8万円は必要です。中古でも「第8世代以降のCore i5+GTX 1650」レベルが欲しい。
新品であればBTOで10万円前後からがスタートライン。APU搭載の格安構成でも5~6万円は見積もりましょう。
まとめ:「3万円ゲーミングPC」は夢ではあるが現実は非情
3万円じゃ、快適なゲーミングは正直厳しい!
安く抑えたい気持ちはわかるけど、ゲームを楽しみたいなら「性能への投資」は避けられません。
無理に安く済ませようとして、時間・お金・精神を消耗するより、もう少し予算を増やして満足いく環境を整えるのが吉です。
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