モバイル向けRTX3050 6GBで話題の「モンスターハンターワイルズ」は快適に遊べるのか?実際のベンチマークやユーザーの声を基に性能を分析します。
RTX3050 6GBとは?
RTX3050 6GBは、NVIDIAが提供するモバイル向けエントリーGPUの中でも、比較的新しい6GB VRAM搭載モデルです。 通常のRTX3050が4GB VRAMなのに対し、6GBモデルは若干余裕があり、ゲームタイトルによっては恩恵を受けやすくなっています。
とはいえ、VRAM容量だけでは性能を完全に補えるわけではなく、TGP(電力制限)や冷却設計なども重要なファクターとなります。
モンハンワイルズの推奨スペックとプレイ可能条件
Capcom公式が発表したモンハンワイルズの推奨スペックでは、GPUに「RTX2060 Super」または同等クラス以上、VRAM 8GB以上が求められています。 そのため、RTX3050(6GB)はスペック的に下限ギリギリ。設定を最適化することでようやくプレイ可能なラインに到達します。
実際のベンチマーク結果と評価
- 1080p・最低設定+DLSS Ultra Performanceで平均60〜75fps
- 低設定(1080p)では平均40〜55fps、重いシーンで30fps以下に落ちることも
- 720p・最低設定+フレーム生成併用なら平均80fps近くも可能
ベンチマーク動画やユーザーレビューでは、RTX3050 6GBでも「アップスケーラーとフレーム生成を使えば一応快適に動作する」という報告が複数あります。 ただし、VRAM6GBでは中設定以上にすると急激にパフォーマンスが落ちるため注意が必要です。
ユーザーのリアルな声
“If it’s the 6GB you will struggle, graphics will definitely need to be turned down to make sure you don’t run out of VRAM.”
“最低設定で42fps、低設定では26fpsだった。DLSSとFSRを併用してようやく快適に。”
ユーザーの声でも「DLSSやFSRがなければ厳しい」「最低設定が現実的」という意見が多く見られました。
快適プレイのための設定ガイド
- 解像度を720pまたは1080p低設定にする
- DLSS(Ultra Performance)またはFSRを有効化
- フレーム生成(Frame Generation)をONにする
- 影、反射、エフェクトを最低に設定
- バックグラウンドアプリを終了し、冷却環境を整える
RTX3050と上位GPUの比較
RTX3060やRTX4060と比べると、RTX3050はVRAMとCUDAコア数の面で明らかに劣ります。実際にフレームレートは3060比で約40〜50%、4060比で約60〜70%劣るという検証結果もあります。
つまり、「設定を落とせばなんとかなるが、長時間・高画質ではストレスが溜まる」というのがRTX3050(6GB)のリアルな実力といえるでしょう。
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